ポラリスはこれまでに手掛けた多数のカーブアウト案件を通じて培った知見に基づき、インクリメント・ピーの既往の強みやパイオニアとの協業関係を受け継ぎながらも、いわ ば第二の創業として、独立企業体かつ地図情報・位置情報分野におけるユニークな存在として一層の飛躍を図るべ く、最適な体制を迅速に構築するとともに、AI・ビッグデ ータ解析等のテクノロジーの活用によるオペレーション改善、商品競争力の強化を推進して参ります。また、自動運転や地図の OTA*1...
2021 年 3 月 10 日
各 位
ポラリス・キャピタル・グループ株式会社
インクリメント・ピー株式会社の全事業等の譲受について
このたび、ポラリス・キャピタル・グループ株式会社(以下、「ポラリス」)が運営するポラリス第五号投資事業有限責任組合等は、パイオニア株式会社(以下、「パイオニア」)の完全子会社であるインクリメント・ピー株式会社(以下、「インクリメント・ピー」)の全事業及びパイオニアが保有する関連資産を譲受することにつき、パイオニアと合意し契約を締結致しました。
インクリメント・ピーは、優れた地図制作技術・ノウハウにより整備・編集された独自データをもとにカーナビ、Web・スマホ向けアプリ、物流・交通・公共・小売等の多彩な用途に対して、地図データのライセンス提供、カスタマイズされたコンテンツ・ソリューション提供を行うデジタル地図の総合サービスプロバイダーであり、業界において確固たる地位を確立しております。さらに、昨今新型コロナウイルス感染症対策での活用等で注目を集める人・車両等の移動ログデータ(人流データ)を用いたビッグデータ分野にも進出し始めており、高い成長ポテンシャルを有しております。
ポラリスはこれまでに手掛けた多数のカーブアウト案件を通じて培った知見に基づき、インクリメント・ピーの既往の強みやパイオニアとの協業関係を受け継ぎながらも、いわば第二の創業として、独立企業体かつ地図情報・位置情報分野におけるユニークな存在として一層の飛躍を図るべ く、最適な体制を迅速に構築するとともに、AI・ビッグデータ解析等のテクノロジーの活用によるオペレーション改善、商品競争力の強化を推進して参ります。また、自動運転や地図の OTA*1 対応等に即した地図データの網羅性・品質・鮮度の更なる向上を図り、収益基盤を盤石化すると共に、自動車以外の領域においても、アライアンス・M&A を活用しつつ、地図情報と動的な位置情報を掛け合わせたソリューション提供により企業・公共機関等のデジタルトランスフォーメーション(DX)をリードする存在へとビジネスモデルを進化させて参ります。
ポラリスとしては複数の役員等を派遣する他、事業面及び財務面等で様々なサポートを行うことで、役職員と▇▇となって新生インクリメント・ピーの事業基盤を拡充・強化し、将来の株式上場も視野に入れて企業価値の向上を目指して参ります。
本取引は、関係当局の承認等を前提として、2021 年 6 月 1 日に完了する見込みです。
*1 Over The Air の略称。無線通信経由でリアルタイムに地図情報を更新する技術
<本件に関するお問い合わせ先>
ポラリス・キャピタル・グループ株式会社
▇▇▇▇-▇▇▇▇ ▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇ ▇-▇-▇ ▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇ ▇パートナー ▇▇ ▇▇
℡ ▇▇-▇▇▇▇-▇▇▇▇
インクリメント・ピー株式会社の概要
設立年月日 1994 年 5 月 1 日
代表者 代表取締役社長 ▇▇ ▇▇
資本金 4 億 3,450 万円
所在地 ▇▇▇▇▇▇▇▇▇ ▇-▇▇-▇ ▇▇グリーンコートセンターオフィスホームページ ▇▇▇▇▇://▇▇▇.▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇.▇▇.▇▇/
ポラリス・キャピタル・グループ株式会社の概要
設立年月日 2004 年 9 月 13 日
代表者 代表取締役社長 ▇▇ ▇▇
資本金 1 億円
所在地 ▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇ ▇-▇-▇ ▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇ ▇運用ファンド ポラリス第一号投資事業有限責任組合(出資総額 296 億円)
ポラリス第二号投資事業有限責任組合(出資総額 319 億円)
ポラリス第三号投資事業有限責任組合等(出資総額 520 億円)
ポラリス第四号投資事業有限責任組合等(出資総額 750 億円)
ポラリス第五号投資事業有限責任組合等(出資総額 1,500 億円)
