KTSS バックアップクラウドサービス利用規約第１章 総則

KTSS バックアップクラウドサービス利用規約第１章 総則

第１条

１．この利用規約( 以下「本規約」といいます。) は、株式会社カントー( 以下「当社」といいます。) が提供する KTSS バックアップクラウドサービス ( 以下「本サービス」といいます。) の利用について定めるものです。

２．本サービスを申し込み、利用する者( 以下「契約者」といいます。) は、本規約を遵守するものとします。

第２条( 本規約の適用)

１．本規約は契約者と当社との間の本サービスに関する一切の関係に適用します。

２．当社が本サービスの円滑な運用を図るため必要に応じて契約者に通知する本サービスの利用に関する諸規程は、本規約の一部を構成するものとします。

第３条( 本規約の変更)

１．当社は本規約を必要に応じて変更することができるものとします。

２．本規約の変更にあたっては、当社は当該変更の対象となる契約者に対し、その内容を通知するものとします。

第２章 契約

第４条( 利用の申込)

１．本サービスの利用を希望するときは、本規約の内容を承諾した上で、当社所定の利用申込書に必要事項を記載し、当社に申し込むものとします。

２．前項に際して、申込者確認のための資料を提出していただくことがあります。

第５条( 契約の単位)

契約者が複数の本サービスを申し込む場合には、個々にサービス利用契約を締結するものとします。

第６条( 契約の成立)

１．当社は第４条( 利用の申込) に従ってなされた申込を受諾することにより、契約が成立することとします。本規約を内容とする契約( 以下、「本契約」といいます。) は、利用申込書を受領した日付( 以下、「契約日」といいます。) をもって成立します。

２．当社は、次の場合に該当すると当社が判断したときは本サービスの利用申込を受諾しないことがあります。また、契約成立後 においても、次の各号に該当すると判断した場合、当社は契約の受諾を取り消すことがあります。

( ａ) 当社所定の利用申込書に虚偽の事項を記載し、又は記入漏れがある場合並びにその恐れがある場合。

( ｂ) 本サービスの申込者が当社の提供するサービスの料金又は手続きに関する費用等の支払を怠り、又は怠る恐れがある場合。

( ｃ) 本サービスの申込者が第 14 条( 提供の停止) 各号のいずれかに該当するとき、又は該当する恐れのある場合。

( ｄ) 本サービスの申込者が過去において第 14 条( 提供の停止) 各号のいずれかに該当した場合。

( ｅ) その他、当社の業務遂行上支障があると認められる場合。

第７条( 契約の期間)

１．本契約の契約期間は、第６条( 契約の成立) 第１項の契約日から１ヶ月間とします。

２．契約者から契約期間満了の１ヶ月前までに契約内容の変更又は終了の旨を書面により通知しない場合、又は終了日の１ヶ月前までに当社より終了の通知をしない場合に限り、同様の内容で契約期間は 1 ヶ月間自動更新されるものとし、その後も同様とします。

第８条( サービス利用内容の変更)

１．契約者が本サービスの利用内容の変更を希望する場合は、変更する内容等について当社が別途定める方法に従い、当社に申し込むものとします。

２．前項の申込を受諾した場合は、当社は契約者に対しその旨を通知します。

３．第１項の申込があった場合に、第６条( 契約の成立) 第２項の各号に該当すると当社が判断したとき、又は技術的に困難である等当社の業務遂行上支障がある場合は、当社は申込を受諾しないことがあります。この場合は契約者にその旨を通知します。

第９条( 名称等の変更)

１．契約者は、申込書に記載された契約者の名称等、契約者に関する事項に変更があった場合は、変更内容を速やかに当社が別途定める方法に従い、当社に届け出るものとします。

２．前項の届け出があったときは、当社に対しその届出のあった事実を証明する書類等を提出していただくことがあります。

３．契約者が第１項に定める変更届を怠り不利益を被ったとしても、当社は一切の責任を負わないものとします。

第１０条( 契約者が行う解約)

１．契約者は、当社所定の解約申込書で当社に通知することにより、本サービスの利用を解約できるものとします。

２．本契約を解約するときは、当社に対し解約日の１ヶ月前までにその旨を通知するものとします。この場合において通知があった日から当該通知において解約日とされた日までの期間が

３０日未満であるときは、解約の効力は当該通知があった日の翌月の解約日に生じるものとします。

３．申込書が不備なく、記入されていることを確認した場合、解約が成立するものとします。不備があった場合、補正がなされるまで解約申込書は受理されません。

4．解約時のデータの保管等は契約者の自己責任において行うものとします。当社はそれに関する一切の責任を負わないものとします。

第１１条（契約者による解除）

契約者は民法５４０条以下の契約解除の規定に従って、本契約を解除できることを本条項により確認します。

第１２条( 当社による解除)

１．当社は、契約者が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合、あらかじめ契約者に通知することなく本契約を解除することができるものとします。

( ａ) 第 14 条( 提供の停止) 第１項に基づき当社がサービスの提供の全部又は一部を停止した場合において、停止の日から７日以内に停止の原因となった事由が解消されない場合

( ｂ) 第 14 条( 提供の停止) 第１項各号のいずれかの事由により、本サービスの提供に著しく支障を及ぼす恐れがあると認められる場合

( ｃ) 利用契約上の債務の履行を怠ると考えられる明白な理由があるとき。

( ｄ) 契約者と料金支払者が異なる場合において、料金支払者より、料金の支払停止の通告があり、契約者がそれに代わる料金支払方法を、当社の定める期間内に届け出ないとき。

( ｅ) 当社が提供する他のサービスにおいて、利用規約違反により契約を解除されたとき。 2．前項の規定により利用契約を解除するときは、当社は契約者に対しその旨を通知します。

第３章 提供停止等 第１３条( 運用の停止)

１．当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、本サービスの運用を停止することができるものとします。

( ａ) 当社の本サービス用設備の保守、工事、又は障害等、やむを得ない事由が生じた場合

( ｂ) 当社の本システムの保守を緊急に行う場合

( ｃ) 天災、事変、その他の非常事態が発生、もしくは発生する恐れがある場合

( ｄ) 当社に設置する電気通信設備の障害その他やむを得ない事由が生じた場合

( ｅ) 当社が本サービスの運用の全部又は一部を中止することが望ましいと判断した場合

２．当社は、前項の規定により本サービスの運用を停止するときは、あらかじめその旨とサービス運用停止の期間を契約者に通知することとします。但し、緊急やむを得ない場合は、この限りではありません。

第１４条( 提供の停止)

１．当社は、契約者が次の各号のいずれかに該当すると当社が判断した場合、本サービスの全部又は一部の提供を停止することができるものとします。

( ａ) 本規約に違反をした場合

( ｂ) サービスの運営を妨害又は当社の名誉もしくは信用を著しく毀損した場合 ( ｃ) 当社に損害を与えた、あるいは第三者の契約者に対して支障を与えた場合 ( ｄ) 本規約の基づく債務を履行しなかった場合

( ｅ) 当社あるいは第三者の著作権、商標その他の知的財産権を侵害した場合

( ｆ) 本システムに権限なく不正にアクセスを試みる等、本サービスの運営に支障をきたす恐れのある場合

( ｇ) 当社あるいは第三者のＩＤあるいはパスワードを不正に使用した場合

( ｈ) その他契約者として不適当と当社が判断する場合

２．当社は、前項の規定により本サービスの提供を停止するときは、あらかじめその旨とサービス提供停止の期間を契約者に通知することとします。但し、緊急やむを得ない場合は、この限りではありません。

第４章 サービス提供

第１５条( サービスの内容)

１．本サービスは、当社が、アクロニスバックアップクラウドサービス基盤を利用し、提供するサービスです。

２．本サービスは、別に契約した当社以外の事業者の提供する回線サービスを介して、アクロニスバックアップクラウドサービス基盤上のデータ保存領域に、契約者の指定したデータをバックアップデータとして保存する仕組みを提供するサービスです。

３．当社が提供したソフトウェア（以下、配布ソフトウェアといいます。）を利用することで、本サービスを利用できるものとします。

第１６条( 配布ソフトウェア)

１．契約者は、配布ソフトウェアを各自でインストールした上で用いることができるものとします。

２．契約者は配布ソフトウェアを利用の際は、その利用規約に同意するものとします。

３．契約者は、配布ソフトウェアを本サービスの目的のためにのみ利用することができ、これ以外の目的にて利用することはできません。

４．当社が提供した配布ソフトウェアを利用しなかったことによって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負わないものとします。

第１７条( サービスの終了)

１．当社は、当社の事情により、本サービスを終了することがあります。

２．本サービスの終了にあたっては、サービス終了の１ヶ月以上前に書面、その他の方法をもって契約者にその事を通知し周知を図り、本サービスを終了することとします。

３．本サービスの終了にあたり、契約者が何らかの損害を被った場合においても、当社は一切の責任を負いません。

第１８条（サポート）

１．当社は、本サービスに関する仕様および操作方法等に関する問い合わせ窓口を設置し、契約者に対してサポートを提供します。

サポート内容は、KTSS バックアップクラウドサービス利用規約別紙１（以下「別紙 1」といいます。）に記載の通りとします。

２．当社は、別紙１に定められている以外のサポートを提供する義務を負わないものとします。

第５章 料金等 第１９条( 料金等)

１．本サービスの料金は、当社が定める通りとします。

２．本サービスの料金は、利用申込書の内容に基づき確定するものとします。

第２０条( 支払の義務)

１．契約者は、前条( 料金等) に定める料金を支払う義務を負います。

２．第 14 条( 提供の停止) により本サービスの提供が停止された場合においても、本サービスの料金の算出については、当該サービスの提供があったものとして取り扱います。

３．当社は既に支払われた本サービスの料金等を一切払い戻す義務を負わないものとします。

第２１条( 支払の方法)

１．契約者は当社が指定する期日、方法により料金を支払うものとします。

２．契約者は銀行振込、請求書払いにより料金を支払うものとします。なお、その他の支払方法については適宜相談に応じます。

第２２条( 遅延損害金)

契約者が、料金その他の債務について支払期日を経過してもなお支払いがない場合、当該契約者は支払期日の翌日から支払日の前日までの日数について、年１４．５％の割合で計算した額を、遅延損害金として当社が指定する期日までに支払うものとします。

第２３条( 割増金)

料金等の支払いを不正に免れた契約者は、その免れた額に加え、その免れた額と同額を割増金として当社が指定した期日までに支払うものとします。

第２４条（割増金等の支払方法）

第 22 条（遅延損害金）および第 23 条( 割増金) の支払いについては、当社の指定する方法により支払うものとします。

第２５条( 消費税等)

契約者が当社に対し本サービスに係わる債務を支払う場合において、消費税法及び同法に関する法令の規定により 当該支払について消費税及び地方消費税が賦課されるものとされているときは、契約者は当該債務を支払う際に、これに対する消費税及び地方消費税相当額をあわせて支払うものとします。

第２６条( 端数の処理)

当社は料金その他の計算において、その計算結果に１円未満の端数が生じた場合は、その端数を切り捨てます。

第６章 契約者への注意

第２７条( 契約者の禁止行為)

１．契約者は本サービスの利用にあたり、以下の各号に定める行為又はそれに類する行為をしてはならないものとします。

( ａ) 委託先データセンターにて管理する本システムへ不正アクセスをする行為

( ｂ) 本サービスの妨害行為

( ｃ) 日本国の定める「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」又はその他の法律もしくは公序良俗に抵触する行為、またはその恐れのある行為

( ｄ) 当社あるいは他の契約者、若しくは第三者の権利を侵害し、又は他の契約者及び第三者に迷惑・不利益等を与える行為、又はその恐れのあるもの

( ｅ) その他当社が不適切と判断する行為

２．契約者が前項の規定に違反し、当社が損害を受けたときは、契約者はその復旧に要する費用の負担をするものとします。

３．契約者は本サービスにアクセスするためのＩＤ及びパスワード等を与えられた場合、契約者の責任で管理し、その漏洩、使用上の誤り、または不正使用等の行為による損害の責任は、契約者が負うものとし、当社は一切の責任を負わないものとします。

第 7 章 管理等

第２８条 ( データ等の取り扱い)

１．本サービスにおける当社のサーバのデータが、滅失、毀損、当社の責によらない第三者による漏洩・傍受その他の事由により本来の利用目的以外に使用されたとしても、その結果発生する損害について、当社はいかなる責任も負わないものとします。

２．当社は、本サービスによりバックアップされたデータについて、システムの性質上、復元の完全性を保証しないものとします。その結果発生する損害について、当社はいかなる責任も負わないものとします。

３．契約者の問い合わせに応じ、当社は契約者のデータを確認・操作する場合があります。

４．当社は、契約者に提供するサービスに対するアクセスの状況の記録（「ログ」といいます。）の内容を契約者に通知するサービスを提供いたしません。また、当社がログの内容を契約者に知らせないことによって生じた損害について一切の責任を負いません。

第２９条 ( データ等の消去)

1．以下の場合、当社の合理的判断に基づいて、契約者の事前の承諾を得ることなく、データの削除ができるものとします。

( ａ) 掲載内容が、第 14 条（提供の停止）第１項の各号にあたると判断されるとき。 ( ｂ) 契約者の登録したデータ量が当社規定の容量を超過したとき。

( ｃ) その他、当社が不適切と認めたとき。

2．当社は前項に基づく行為について一切の責任を負わないものとします。

第３０条 ( 解約時のデータ等)

本規約の規定に基づいて、本サービスを解約された場合、バックアップデータ等を削除します。これにより契約者に生じた損害に対して、当社はいかなる責任も負わないものとします。

第８章 雑則

第３１条( 守秘義務)

1．当社は、本契約に関連し取得した契約者の技術上・営業上その他の業務上の情報を当社規定のプライバシーポリシーに基づき、利用、保管、管理するものとします。

2．当社は、個人情報をプライバシーマーク制度に準拠し、取り扱うものとします。

第３２条（機密保持）

1．契約者は、本サービスを利用したことによって得たサービス情報を第三者に公開、提供することができないものとします。

2 契約者は、本サービスを利用したことによって得たサービス情報で本サービス同様のサービスを企画、運営することができないものとします。

3 本サービスで提供した配布ソフトウェアを改ざんしたり、第三者に再配布することができないものとします。

4 本条は解約後も期限なく有効であるものとします。

第３３条( 契約者の協力義務)

当社は以下の場合、契約者に対し本契約に関する契約者の情報・資料等の提供を求めることができるものとします。 この場合、契約者はそれに応じるものとします。

( ａ) 契約者による本契約の遵守状況を調査、確認するために必要な場合

( ｂ) 故障予防又は回復のための必要な場合

( ｃ) 技術上必要な場合

( ｄ) その他当社が必要と判断する理由がある場合

第３４条 ( 責任の制限)

当社は、もっぱら当社の責に帰すべき事由により、契約者に対し本サービスを提供しなかったときは、当社において契約者が本サービスを利用できないことを知ったときから、連続して７

２時間以上、本サービスが全く利用できなかったときに限り、損害の賠償をします。その際、当社は、契約者が本サービスを利用できないと知ったときから、月額の利用料金を限度として、損害の賠償をします。

第３５条 ( 免責)

１．第 3４条( 責任の制限) の規定は、本契約に関して当社が契約者に対して負う一切の責任を規定したものとします。当社は契約者、その他第三者に対しても同様に、本サービスの利用により、またはそれに関連して生じた損害について、いかなる責任も負わないものとします。また、本サービスの提供に必要な設備の不具合・故障により生じた損害についても同様とします。ただし、当社に故意または重大な過失があった場合はこの限りではありません。

2．本サービスの利用において、契約者が第三者に損害を与えた場合、または契約者が第三者と紛争を生じた場合、契約者は自己の責任において解決するものとし、それにより生じた損害について当社は一切の責任を負わないものとします。

第３６条( 分離性)

本規約のいずれかの条項が無効とされた場合であっても、本規約の他の条項は、継続して完全な効力を有するものとします。

第３７条( 協議)

本契約に定めない事項については、当社と契約者との協議によって定めるものとします。

第３８条( 紛争の解決)

本契約について、契約者と当社の間に紛争が生じた場合は、両者の協議により解決を図るものとします。

第３９条( 管轄裁判所)

本契約について、契約者と当社との間で紛争が生じた場合は、東京地方裁判所を第xxにおける合意上の管轄裁判所とします。

第４０条( 準拠法)

本規約の解釈・適用・履行については、特段の定めがない限り、日本法を適用します。附則 この利用規約は、平成３０年９月１日から実施します。